順天堂大学画像診断・治療学 医局ブログ

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インドネシアの学会Liver update 2018に参加して(1)

Liver Update 2018に参加するため7月4日(水)から7月7日(土)まで、インドネシアのジャカルタを訪問しました。

インドネシアは人口2億6,000万の東南アジアの大国であり、近年は経済発展の目覚ましいものがあります。車の中から眺める街の様子も、学会のセッティングも、華やかで活力に満ちた感じがありました。

この会議は本来はバリ島のCourtyard by Marriott Bali Nusa Dua Resort で行われる予定でしたが、火山の噴火により急遽4日前にジャカルタのRaffles Hotelに変更になりました。Raffles Hotelだけあって、(全室スイートルームの)部屋は広々としており、14階の屋上庭園には屋外プールとテニスコートが4面、ジョギングコースがありました。

7月5日にはAsian Endoscopic Ultrasound Group (AEG) Interventional Workshop に参加しました。C. Rinaldi A. LESMANAと Rino Alvani GANIが座長を務め、Lawrence Ho Khek Yu (Singapore)、Anthony TEOH (Hong Kong)が講演をし、その後、Hands-on Model Workshop and Live Sessionがありました。

7月6日にはOpening ceremonyがありましたが、Opening ceremonyでは国歌斉唱があり、その後、この学会のプロモーションのために作ったと思われるビデオ映像が流されました。15時からのCutting-Edge in Primary Liver Cancer Managementのセッションで”The Role of Image-Guided Ablation in HCC: An Update”の講演を行ないました。

7月7日にはMeet the ExpertでインドネシアのSIREGAR Lianda先生と一緒に”RFA for Liver Metastasis: New Dawn for a Better Future ?”の講演を行ないました。

学会には、中国や香港、シンガポール、インド、オーストラリアなどからも参加者がいました。海外の学会に来るたびに、日本も頑張ってプレゼンスを示さなくてはという気持ちになります。

7月7日の23時40分のフライトで帰路につきました。

                                                                    椎名 秀一朗
(写真はクリックすると拡大します)

                  

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