順天堂大学画像診断・治療学 医局ブログ

順天堂大学大学院医学研究科 画像診断・治療学の医局公式ブログです。
当教室の案内や学会・研究会、医局イベント、トレーニングプログラムなどの
日々の活動を発信しています。

肝がんの生存率で順天堂大学が全国第1位でした:日経新聞8月31日記事


日経新聞8月31日の朝刊第1面にがん治療生存率の記事が掲載されました。
肺・大腸・胃・肝臓・乳房の5大がんの5年生存率を、全国約400のがん治療の拠点病院で調査した結果をもとに記事にしたものです。
順天堂大学は肝がんの領域で「全国平均を100とした生存率係数」で128.0という成績でトップでした。
順天堂大学の肝がん治療は患者数だけでなく治療成績でも第1位であることが確認されました。
なお、肺・大腸・胃・乳房では愛知県がんセンターやがん研有明病院などのがん専門病院がトップになっています。

この記事では、がん医療の中核として厚生労働省が指定する全国約400の拠点病院で、診断から5年後の生存率を比較しています。
1~4期の癌の進行度の違いを調整し、全国平均が100となる指標「生存率係数」で比べています。
「地域の中心となる拠点病院でも治療成績にばらつきがある実態が浮き彫りになった」としています。

日経電子版記事へ:
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75286310R30C21A8MM8000/

TOP