順天堂大学画像診断・治療学 医局ブログ

順天堂大学大学院医学研究科 画像診断・治療学の医局公式ブログです。
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ACTA 2021 TOKYO:ホームページがオープンし、演題登録がスタートしました

ACTA 2021 TOKYOのホームページがオープンし、演題登録受付がスタートしました。以下のURLからご覧いただけます。

   https://acta2021.org/index.html


昨年、ACTA 2020 TOKYOとして開催を予定していた7th Asian Conference on Tumor Ablationは、新型コロナウィルス感染拡大に伴い中止を余儀なくされましたが、新たにACTA 2021 TOKYOとして、2021年10月 15日(金)から 17日(日)の日程で、紀尾井カンファレンス(東京都千代田区)にて開催する運びとなりました。当教室の椎名秀一朗教授が会長を務めます。

今後、開催についての詳細やProgram、Registrationなどが順次発表され、このブログでも随時ご案内します。


ACTA (Asian Conference on Tumor Ablation) は、アジア地域のアブレーションにかかわる専門家が年に 1 回参集し開催される学会です。ACTA 2021 TOKYOではラジオ波焼灼術(RFA)、マイクロ波焼灼術(MWA)、凍結療法(cryoablation)などすべての種類のアブレーションに関する議論がなされ、肝臓だけでなく肺や甲状腺、腎臓、骨、軟部組織などすべての領域のアブレーションに対する検討がなされます。

アジアは世界最大の人口をもつ地域で、肝細胞癌などの患者も最も多く、アブレーションに関わる医師もアブレーションの件数も世界で最多であり、また市場規模も北米やヨーロッパを上回って世界最大です。アジアはエタノール注入療法やマイクロ波焼灼術などのアブレーション発祥の地であり、その技術や経験において常に世界をリードしてきました。アブレーションの新たなステージへ私たちが世界をリードしていく責務があります。

また、アブレーションは医療、特に癌治療の領域で多くの患者の治療に用いられています。低侵襲でありながら根治性を持ち医療経済的にも優れたアブレーションは、高齢化の進む社会でさらに重要な役割を果たしていく必要があります。

ACTA 2021 TOKYO はテーマを“Lead the World”とし、ACTA の国際社会における立場およびアブレーションの今後の医療における役割を、すべての参加者が認識する場にしたいと考えています。国内外から多くの先生方に参加いただき、アブレーションの臨床経験や研究成果を発表し、議論を戦わせ、 “Lead the World”に貢献していただけるよう準備を進めております。

ACTA 2021 TOKYO 会長  椎名 秀一朗

 

 

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