順天堂大学画像診断・治療学 医局ブログ

順天堂大学大学院医学研究科 画像診断・治療学の医局公式ブログです。
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APASL STC 2018 Yokohama企画 「Current Status of RFA and MWA」

本年5月に当教室が主催するAPASL STC 2018 Yokohama では 「HCC:Strategy in the New Era」 のメインテーマのもと、さまざまな企画を予定しています。

Ablationの分野では、RFAに可変型電極が導入され、新世代のMWAであるEmprintが保険適用となりました。 さらに、ablationの保険適用(小径腎癌についてはcryoablationの保険適用あり)が肝悪性腫瘍だけから他の領域にも拡大される可能性もあり、まさしく新時代を迎えつつあります。

日本では新世代MWAはEmprintしか承認されていませんが、海外では他の機種も使用されています。 このため、日本では未承認の機器を持つ企業にも協力を呼び掛け、「Current Status of RFA and MWA」のセッションを企画しました。アジア太平洋地域は世界で最多のablationが行われ、今後も大きな発展が期待できるため、各企業も積極的に協力してくれることになりました。これはAPASL STCでしかできない企画です。このセッションに参加することにより、まだ日本では市販されていない機器を含めて、各製品の特徴を理解でき、ablationの近未来が体感できると思います。

現在、次に示す企業が参加を表明しています(順不同。これ以外の企業も参加の可能性あり)。また、各々の機器を使用している代表的なドクターにそれぞれの製品について話をしてもらう予定です。SM Lin先生と田中正俊先生が座長を担当し、会長の椎名秀一朗教授が concluding remarksを述べる予定です。

RFA
Covidien                              寺谷卓馬
STARmed                            Jeong Min Lee
MWA
Covidien                             Donna D’Souza
VISON                                 Zhiqiang Meng
HS Amica                            Luigi Solbiati
Johnson & Johnson            To Be Determined
ECO                                     Yang Zhengqiang
Canyon                                Ping Liang

APASL STCでのみ可能な企画であり、このセッションに参集するだけでも横浜に出向く価値があります。多くの先生方にablationの今後の展開を知っていただきたいと思います。
一般演題の募集及び事前登録の受付は以下のウェブサイトで行なっています。

演題登録のページ http://www.apaslstc-hcc2018.org/abstract.html (演題登録締切 2018年1月31日(水))
事前登録のページ http://www.apaslstc-hcc2018.org/registration.html

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