椎名秀一朗 医師 オフィシャルブログ

椎名秀一朗 医師の公式ブログです。
学会・研究会、イベント、トレーニングプログラムなどの活動を発信しています。

世界アブレーション治療連盟(World Ablative Therapies Association…

世界アブレーション治療連盟(World Ablative Therapies Association: WATA)が設立されました。 “世界”という名の通り、北米・ヨーロッパ・アジアに加え中東や南米なども含む国際的組織です。 私は肝臓領域の委員長に任命されました。 第1回年次総会が来年5月15日~17日に北京で開催されます(会長はイタリア ローマ・カトリック …

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12月13日(土)午後、塩田記念病院での医療公開講座

12月13日(土)の午後、塩田記念病院で医療公開講座を行います。 第1部では、私が 「肝がんを切らずに治すラジオ波治療・マイクロ波治療」 についてお話しします。さらに、近い将来導入される可能性のある治療 についても紹介します。 第2部では、後輩の 大木隆正先生 が「さまざまながんを切らずに治すサイバーナイフ治療(定位放射線治療)」について講演します。こちらは …

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テクム(Terguunbileg)先生来日、約1年ぶりの再会と会食

昨年1年間、私のもとで研修したテクム(Terguunbileg)先生が研究会で来日しました。 8月のモンゴル訪問時に会う予定でしたが、私が骨折で渡航中止となり、約1年ぶりの再会でした。 テクム先生の奥様、同僚のムゲ(Muugii)先生(第10回 国際版トレプロ受講者)、そして博士課程進学のため一度帰国後に再来日したジャウハ(Javkhlan)先生も合流し、計 …

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中国超音波医学会(CSUM 2025)

中国超音波医学会(CSUM 2025)で11月12日から15日まで杭州に滞在しました。 オーストラリア、台湾の先生も招待されていました。 私は開会式直後の大会場でACTAガイドラインについて講演しました。 中国の国内学会ですが、規模は非常に大きく、最新の技術が活用されていました。AIの活用が話題の中心だったように思います。 超音波関係の論文数は中国が世界一と …

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東京大学ホームカミングデイ周年イベント

東京大学ホームカミングデイ周年イベントに参加しました。 全学の交流会で、会場は赤門そばの伊藤国際学術研究センター(2023年2月の第1回日本アブレーション研究会会場)でした。 駒場や医学部の同窓会とは異なり、全学となるとほとんどは知らない方です。文科系の出席が多く、日常で接する機会のない方々との交流は刺激がありました。 東京大学応援部とともに応援歌「ただ一つ …

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150W出力のEmprintを用いたマイクロ波治療

塩田記念病院で日本初となる150W出力のEmprintを用いたマイクロ波治療を実施しました。 乳癌肝転移(3病変)と大腸癌肝転移を治療しましたが、2例ともスムーズに治療を終えることができました。翌朝のCT検査で、すべての病変の完全な焼灼が確認されました。合併症や術後の痛みもありませんでした。 Emprintは安定した焼灼範囲が得られますが、150Wモデルトは …

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ACTA 2025 Taipei(続き)

今回の講義は Honorary Lecture の1つのみで、その他の時間は、他の先生方の発表にコメントしたり、質問をしたりしました。 最終日の午後には、アジア各国のアブレーションの現状を紹介するセッション「Asia and Oceania Update」で、Prof. Lin とともに座長を務めました。 学会参加の目的は、医学的な情報を伝えたり学んだりする …

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ACTA 2025 Taipei(11th Asian Conference on Tumor Ab…

ACTA 2025 Taipei 出席のため、今年3回目の台北を訪れました。 ACTA(Asian Conference on Tumor Ablation)は、アジア各国のアブレーション専門家が年に一度集結する国際学会です。がん治療におけるアブレーションの最新知見を共有する重要な場となっています。 私は初日に「Ablation in Asia and AC …

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筑波会議2025 (Tsukuba Conference 2025) に参加

筑波会議2025 (Tsukuba Conference 2025) に参加しました。 このフォーラムは、内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、農林水産省、茨城県、つくば市がサポートしており、医学系の学会とは異なり幅広い分野が集まる場です。 私は、筑波大学と日本医学医療国際交流財団(JIMEF)が主催する …

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日本医学医療国際交流財団理事就任と筑波会議2025

このたび、公益財団法人 日本医学医療国際交流財団の理事に就任しました。 同財団は、1992年に元外務大臣・中山太郎氏が設立した「日露医学医療交流財団」を前身とし、日露間の医学医療交流を通じて民間外交の先駆的な役割を果たしてきました。現在は対象国を広げ、新たな国際交流を進めています。 私は2023年に同財団の支援でモンゴルを訪問し、2024年にはモンゴル人留学 …

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