順天堂大学画像診断・治療学 医局ブログ

順天堂大学大学院医学研究科 画像診断・治療学の医局公式ブログです。
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椎名教授がCOLLISION試験をBest of ASCO, Hong Kongでレビュー

椎名教授がBest of ASCO, Hong KongでCOLLISION試験をレビューしました。

「この大腸癌肝転移に対する第3相非劣性ランダム化比較試験は、ヨーロッパで行われた多施設共同試験です。COLLISION試験により、ラジオ波治療やマイクロ波治療などのアブレーションは外科切除と比べて、無再発生存率や全生存率を損なうことなく、治療関連死や有害事象を減少させ、入院期間を短縮し、局所制御を改善することが明らかになりました。Meijerink教授らは、3㎝以下の肝転移の治療には外科手術ではなくアブレーションを選択すべきだと結論付けています。
国内版トレプロが16時30分に終了し、17時からWebで講演するという綱渡りでした。このため講演を断ることも考えましたが、私が会長を務めたACTA 2021や2022年の肝癌研究会で取り上げた試験の最終報告のレビューでしたので、引き受けました。」

とのことでした。

 

 

 

 

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