私たちの肝がん5年生存率は60.4%です。症例数だけでなく生存率も全国1位でした
2025年2月23日時点の最新データでは、私たちの肝がん症例の5年生存率は60.4%です(全国平均は40.6%)。
がん診療連携拠点病院等院内がん登録生存率集計報告書
私たちのアブレーション治療を順天堂で開始したのは2012年12月です。この導入を契機に、順天堂の肝がん5年生存率は2010~2011年の39.5%から、2012~2013年には52.4%へと大幅に向上し、+12.9%の改善が見られました。
2021年8月31日の日経新聞では、全国約400のがん治療拠点病院の5大がんの5年生存率の調査・分析結果が報告され、肝がんにおいて私たちの生存率は全国1位と評価されました。
その後も、私たちの成績は全国平均を上回る向上を示しています。
日経新聞の調査概要
- 日経新聞は、肺・大腸・胃・肝臓・乳房の5大がんの5年生存率について、全国約400のがん治療拠点病院を調査し、診断から5年後の生存率を比較しました。
- がんの進行度(1~4期)の違いを調整し、全国平均を100とする「生存率係数」で比較しています。
- 肝がん領域で「全国平均を100とした生存率係数」が128.0となり、順天堂大学は全国トップでした。
- 肺・大腸・胃・乳がんでは、愛知県がんセンターやがん研有明病院などのがん専門病院がトップでした。