第39回 Microwave Surgery 研究会が開催されました
2月12日(金)、13日(土)に秋田・秋田市賑わい交流館AUで第39回 Microwave Surgery 研究会(会長 秋田大学消化器外科 山本雄造教授)が開催されました。
椎名教授は次回のMicrowave Surgery 研究会の会長であるため現地に出掛ける予定でした。しかし、10都府県で緊急事態宣言が3月7日まで延長され、「秋田県外からの参加者の皆様にはWEB参加としていただくように」との要請が秋田大学長からあり、急遽、WEBでの参加となりました。
椎名教授は理事会および評議員会で、次期会長として挨拶をし、第40回 Microwave Surgery 研究会の予定について報告しました。
また、「COVID-19時代の肝癌診療およびアブレーション」と「Ablation Webinarについて」の発表を行い、「集学的治療における局所凝固療法と使用の工夫」のセッションの座長を務めました。
COVID-19の蔓延により8月末の学会が2月に延期となり、また直前に秋田県外の人間はWEB参加のみとなり、どうなることなと心配しましたが、学会当日は、熱く、厳しいディスカッションが繰り広げられました。この研究会は会の名称が示すように参加するほとんどが外科の先生方ですが、主題や演題からも読み取れるように、癌治療においてマイクロ波焼灼術などが果たす役割が注目されるようになっています。
第40回Microwave Surgery研究会は「Ablationの新境地を拓く」をテーマとして、会期は9月3日(金)、4日(土)で、会場は順天堂大学A棟大会議室で開催予定です。
新型コロナウイルス感染症の収束の予想がつかないため、どのような様式で会を開催できるのか見通しが立たない点もありますが、40回と会を重ねる歴史あるこの研究会をしっかりと開催できるよう、教室員一同、全力を尽くしたいと思います。