読売新聞「肝臓がん治療実績(2021年)」で順天堂の焼灼療法(アブレーション)が全国1位に
読売新聞社の「病院の実力 2022 主な医療機関の肝臓がん治療実績(2021年)」の記事が10月19日付けの朝刊に掲載され、順天堂の焼灼療法(ラジオ波治療、マイクロ波治療などのアブレーション)が448の症例数で、全国1位になりました(これは原発性肝がん≒肝細胞がん症例のみで転移性肝がん症例は含みません)。
読売新聞社の調査では2016年12月4日(2015年実績)、2019年1月23日(2017年実績)や2020年11月18日(2019年実績)の記事でもトップでした。また、毎年3月始めに発売する本に肝がん全体のアブレーション数(原発性肝がんだけでなく転移性肝がんも含んだ症例数)が記載されますが、こちらでは2013年以降連続で順天堂がトップとなっています。今回の2位はNTT東日本関東病院、3位は東京大学で、椎名教授とともにアブレーションを学び推進してきた先生方の施設です。
なお、順天堂は肝動脈塞栓療法では全国3位(都内1位)、免疫治療薬と分子標的治療薬の併用療法では全国6位(都内1位)の実績でした。
今年、椎名教授はアブレーションのさらなる普及と発展のため、日本アブレーション研究会(JATA:Japan Academy of Tumor Ablation)を立ち上げました。
http://ablation-jp.org/index.html
来年2月4日(土)には、第1回日本アブレーション研究会を開催します。