消化器病学会九州支部例会のため熊本市を訪問
第108回消化器病学会九州支部例会のモーニングセミナーで講演をするため、熊本市を訪問しました。九州支部例会は他の地区とは異なり2日間にわたり行われます。
セミナーでは「HCCにおける集学的治療」のタイトルでRFAを中心としたHCCの治療についてお話ししました。矢野先生(大井病院)、所先生(大分大学)、杉先生(熊本医療センター)などRFAトレーニングプログラムに参加した先生方の出席もありました。トレプロの参加者と再び交流出来ることはトレプロの目的である「ノウハウや技術の共有」を確認でき、私にとっても大変有意義でした。同時に地方の先生方には順天堂のRFAをどんどん学びに来て欲しいとも思いました。
前日夜に熊本に移動し当日朝の講演でしたので、セミナー終了後帰りの便までの時間を利用して熊本地震で被害を受けた熊本城を訪ねました。熊本城自体は立ち入り禁止となっていますが、加藤清正公をお祀りする加藤神社や熊本城のふもとにある城彩苑などから熊本城の様子を見ることが出来ました。ニュースなどでは知っていましたが、実際に現地を訪れ自分の目で見てみると、甚大な被害を実感し驚きました。震災の被害からの1日も早い復興を心から祈念いたします。
椎名秀一朗
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