日経メデイカル9月号の記事について
「順天堂大学「名医かつ良医」育成にシフト 国試合格率NO.1は通過点にすぎず」と題された新井一医学部長(脳神経外科)のインタビューで始まるこの記事は順天堂の「名医かつ良医」育成のためのこれまでの改革が記載されています。
小川秀興理事長の牽引により始まった学費引き下げ、大学全体の運営改革、基礎研究と英語教育への注力、国際化への対応、医療ネットワークの構築による臨床研究の推進など諸々の改革について述べられています。
また、記事の中で注目の人物として紹介があり、超音波の創始者として知られる和賀井敏夫氏らとともに、ラジオ波治療で実績のある当教室の椎名秀一朗教授の名前が挙げられています。その他、アルツハイマー病およびパーキンソン病の領域で世界屈指の研究を続ける水野美邦氏、糖尿病の特にインスリン治療の分野で功績のある河盛隆造氏と同氏の後を引き継ぐ綿田裕孝氏、皮膚科・アレルギー学の分野で国際的学者としても知られる理事長の小川秀興氏、小児鏡視下手術(腹腔鏡・胸腔鏡)で数多くの実績のある山高篤行氏、血管生物学の専門家として動脈硬化性疾患における炎症の役割を研究する相川眞範氏らの名前が挙げられています(032頁本文および囲み記事)。
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