EUROSON School in Roma で講師を務めました
EUROSON School in Roma で講師を務めました。
今回のテーマは「腹部超音波検査 – 基礎から高度な応用まで(Abdominal ultrasound – from basic to advanced applications)」で、各臓器の正常像から疾患像、造影超音波、フュージョンイメージング、エラストグラフィー、AIと超音波など、非常に多彩な話題が取り上げられました。会場はUniversità Campus Bio-Medico di Romaでした。
私は「Ultrasound-Guided Percutaneous Ablation in the Asia-Pacific Region and ACTA Guidelines for Hepatocellular Carcinoma(アジア太平洋地域におけるアブレーションとACTAガイドライン)」について講義を行いました。
圧倒的な症例数や、ヨーロッパではあまり見られないポジショニングなどのテクニックに興味を持っていただけたようで、来年9月に再びローマでの講義を依頼されました。さらに「うちの国にもぜひ招待したい」とのお話もいただき、とても光栄でした。
一方で、日本でアブレーションのトレーニングプログラムを受けたいという声も多く寄せられましたが、現状ではまだ再開できる環境にないのが残念です。
講師は私のほか、イタリア、ドイツ、ベルギー、ルーマニア、クロアチアから参加しており、受講者もヨーロッパ各国に加え、トルコやアルメニアからの参加があり、国際色豊かな会でした。