成本先生、多田井先生がRFA見学のため来院しました
長野市民病院外科/消化器外科の成本壮一先生と同院内科の多田井敏治先生がRFAの見学のため来院しました。
成本先生は2011年に3カ月間、東大病院に滞在してRFAを研修しました。現在、成本先生は日本の外科医としては最も多くのRFAを実施するドクターであると思います。 多田井先生は第1回のRFAトレーニングプログラムに参加したドクターです。その後、成本先生からもRFAのトレーニングを受けてきました。
長野市民病院は長野県内で最も多くのRFAを実施する施設となっています。
成本先生、多田井先生から送られてきた見学記を掲載します。
長野市民病院で肝胆膵外科医をしています成本壮一と申します.今回椎名先生のご厚意によりラジオ波治療を見学させていただく機会を得ました.2月5日,同僚の多田井敏治医師と順天堂医院を訪問しました.
私は2011年にラジオ波研修のため3ヶ月間東大病院に滞在させていただきました. 椎名先生はラジオ波治療の普及にとても熱心であり,私のような面識もない初学者に1からラジオ波を教えてくださったことは思ってもない感激でした.その後長野へ帰り300例以上の治療をしてきました.
今回はさらに改善すべき点をいくつか発見できたので今後の治療に役立てることができそうです.超音波モニターの使い方,体位,麻酔法,腫瘍穿刺法,評価CTの見方と細かくご指導いただき勉強することができました.
あいかわらず治療室の空気はぴりっとしていましたが,仕事が終わった後は食事会まで催していただき最後は上機嫌になって帰ってきました.忙しい中手間をとっていただいたスタッフの皆様ありがとうございました.
長野市民病院 外科/消化器外科 成本壮一
長野市民病院で消化器内科医をしております多田井敏治と申します。
私自身は椎名先生の第1回のRFAトレーニングプログラムを受けさせてい頂き、その後は東大で研修を受けた成本医師よりラジオ波焼灼療法を教えて頂いております。
今回、ご多忙の中、成本医師とともに椎名先生のラジオ波焼灼療法の手技を見学でさせて頂く機会頂き、大変勉強になりました。
数時間の見学でしたが、5例のRFAを見学でき人工腹水の作成や治療の流れや、治療後の評価等を丁寧にご指導いただき今後の治療に役立てることが出来そうです。
私は4月よりまつもと医療センターに移動になるのですが、今後の治療に生かせるように精進しようと思います。
また、見学の最後には食事会まで開いていただき大変恐縮でした。勉強になり、楽しい一日でした。機会があればまた先生の指導を受けさせて頂ければ幸いです。
椎名先生、スタッフの皆様、お忙しいところ大変有難うございました。
長野市民病院 消化器内科医 多田井敏治
(写真奥の左から、Dr.椎名、Dr.成本、Dr.佐藤、前列の左から、Dr.林、Dr.多田井、Dr.清水)