ジョグジャカルタ観光Ⅱ:ボロブドゥール遺跡
ボロブドゥール遺跡に行きました。
ジョグジャカルタでのライブデモンストレーションの翌朝は国王も出席する開会式が、夜にはガラディナーがありました。その合間を利用して、ボロブドゥール遺跡を訪れました。
ボロブドゥール遺跡が建造されたのは、8世紀末から9世紀初めです。奈良時代末期から平安時代初期にあたります。
ジャワ島で巨大な仏教建築であるボロブドゥールが造られていた頃、日本でも奈良の大寺院を中心に仏教文化が栄えました。794年には平安京に都が移され、その後、最澄や空海によって新しい仏教が広められました。
ボロブドゥールは世界最大級の仏教遺跡で世界遺産にも登録されています。巨大な石造建築全体が、仏教における三つの世界を表しているとされています。
・最下部:欲望に支配された世界「欲界」
・中層部:形あるものにとらわれる世界「色界」
・上層部:形や欲望を超越した世界「無色界」
巡礼者は各層を巡りながら上へ進むことによって、煩悩の世界から悟りの境地へと向かいます。遺跡全体が、仏教の世界観を表現した巨大な「立体曼荼羅」です。
私はこれまでインドネシアを10回ほど訪れています。最初にジャカルタで宿泊したホテルが「ホテル・ボロブドゥール」だったため、いつかボロブドゥール遺跡を見てみたいと思っていました。ようやくその願いがかないました。
椎名 秀一朗
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