ローマで開催されたEUROSON Schoolで講師を務めました
今年もローマで開催されたEUROSON Schoolで講師を務めました。
EUROSON Schoolは、欧州超音波医学・生物学連合(EFSUMB)が認定・支援する超音波教育コースです。
今年は「Europe as a Bridge between Asia and Africa」というサブタイトルが付けられ、ケニアのJasdeep Bahra先生も講師を務めました。医療資源が限られているアフリカでは、診断ではなく「患者に対して次に何をすべきか」を判断するために超音波検査を実施している、という言葉が印象に残りました。
私は、「The Evolution of US-Guided Tumor Ablation: From Local Therapy to a Central Pillar of Interventional Oncology」というタイトルで講演しました。
自験例を紹介するとともに、SURF試験では小型肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術が肝切除に劣らない生存成績を示したこと、COLLISION試験では小型大腸癌肝転移に対するアブレーションが外科切除に対して非劣性を示し、合併症が少なかったことを解説しました。これらのエビデンスによって、適切に選択された患者では、アブレーションが外科手術に匹敵する治療として認識されるようになったことを話しました。
さらに、アブレーション治療全体のレベルアップを目指して、海外でもトレーニングプログラムやワークショップを実施していること、国際的な標準化のためにACTA Guidelinesを作成したことも紹介しました。
椎名 秀一朗
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