順天堂大学画像診断・治療学 医局ブログ

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8月20日(金)4th International Ablation Webinar を開催しました 2021/8/20

8月20日(金)の19:00から4th International Ablation Webinarを開催しました。

今回は、Zoomに加えて、初めて“Docquity”(東南アジア最大の医療従事者向けSNS/登録医師28万人)からの配信を試み、インスタライブのように“Docquity”のアプリから生ライブ配信されました。今回の参加者は、Zoomから178名、Docquityから298名で総参加者数は476名と過去最高の参加者数に達しました。総登録者数は、26カ国615名(Zoom:26カ国317名、Docquity:7カ国298名)でした。また、これまでのInternational Ablation Webinarは、日本の参加者が一番多かったのですが、今回は“Docquity”を通じてアジアを中心に、トルコ、イタリア、スペイン、ルクセンブルク、ロシア、イスラエル、パキスタン、インド、パラグアイなどからも登録があり、全体の7割以上が海外からの登録者となりました。International は4回目を迎えましたが、海外からの視聴者数が今まで以上に増えたことから、国際的な認知度が更に高まってきたことが感じられました。

当日は、プログラムの順番が変更となり、Session 1は、椎名教授による「Whats your perspective?」でした。
第8回Japan Ablation Webinarでの興味深い講義「アブレーションの適応= “3㎝、3個以内”は適切か?」を4th International Ablation Webinar向けに再編成しました。リアルワールドでは、「3㎝超 and/or 3個超」にも、アブレーションは実施されていること、APASL(アジア太平洋肝臓学会)・欧米諸国・中国・台湾などのガイドラインについて解説しました。テーマを投げかけることにより、活発な意見交換がされ、Webinarは盛り上がりを見せました。

Session 2は、山下竜也先生(金沢大学病院)による「Radiofrequency ablation – Our basic techniques for unfavorite locations -」の発表で、Diana Payawal先生(Fatima University Medical Center, Philippines)と丸山紀史先生(順天堂大学)が司会を務めました。

Session 3は、​「Ablation Case Studies -Difficult case discussion-」でした。
Case 1:Kai Li, The Third Affiliated Hospital of Sun Yat-sen University (China)
Case 2:Flavio Andresciani​, Campus Bio-Medico University Hospital (Italy)

Session 2と同様に、Session 3の司会はDiana Payawal先生と丸山紀史先生が務めました。

Diana Payawal先生(Fatima University Medical Center, Philippines)に加えて各国の先生方がチャットやQ&A機能で質問をし、発表者が答えて議論が深まり有意義なWebinarとなりました。
また、各症例には丸山先生から順天堂での類似症例が提示されました。

海外ネットワークを駆使し、“Docquity”からの配信は初めてでしたが、大きなトラブルもなくほぼ予定通りの20:40に終えることが出来ました。

5th International Ablation Webinarの開催は未定ですが、またお知らせしますので、次回も国内外の多くの先生方の参加をお待ちしています。

(写真はクリックすると拡大します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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