順天堂大学画像診断・治療学 医局ブログ

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CCMA (Chinese Conference on Microwave Ablation)に参加して

CCMA (Chinese Conference on Microwave Ablation) とそれに引き続くMWAのトレーニングコースに参加するため、1月4日から9日まで南京に滞在しました。

CCMAの参加者は150名程度とのことですが、全員が中国のマイクロ波治療機器メーカーであるECOによる招待で、Dr. Nahum Goldberg, Dr. David Madoff, Dr. Allice Gillams, Dr. David Lu, Dr. Alexis Kelekisなど欧米の有名な医師も招待されていました。日本からの参加者は私だけでしたが、欧米の医師と話をする機会が多く、様々な情報を得ることができ有意義な3日間でした。私は初日のHonorary Lectureの ModeratorをProf. Cheng-li Li, Prof. Kang-Shun Zhuとともに務めました。Prof. LiはMRI-guided proceduresの中国における第一人者とのことでした。

2日間のプログラムは肝臓のablationだけではなく、肺、甲状腺、副甲状腺、乳房、腎、骨、リンパ節、子宮、骨盤内病変、膵、下肢静脈瘤など多彩であり、また、MWAだけでなくRFAやcryoablation, IREも扱い、さらに門脈内ステントなど日本では実施されていない手法も発表されており、興味深いものでした。

椎名秀一朗

       

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