APASL 2018報告(第2日目)
今回も学会中、講演2つ、座長2つ、会議3つなど、スケジュールが詰まっており、観光らしいことは予定していませんでしたが、この日は唯一タージマハル(Taj Mahal)とそのそばのアグラ城を尋ねることができました。
前日の夜に、APASL 2018 Indiaのhonorary presidentであるShiv Sarin先生の奥様がアレンジしてくださることになり、急遽タージマハルまで出かけることになりました。
朝6時30分にホテルのロビーに集合し、各国の先生方やそのご家族14名程度で大型バスを1台借り切り、往路は4時間以上かかりました。
昔、教科書で見た写真の建物が目前にあり、得難い経験ができました。タージマハルはムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟で、インド・イスラム文化の代表的建築です。
1632年着工、1653年竣工、すなわち、日本では江戸幕府が確立し、武家諸法度や参勤交代、鎖国政策が導入されたころに造られた建造物です。
その後、タージマハルを作った皇帝シャー・ジャハーンが幽閉された赤色のアグラ城を訪問しました。
帰路は、ハイウェーから一般道に降りたところで交通渋滞の時間と重なったため、6時間かかり、20時30分過ぎにホテルに到着しました。
その後、faculty dinnerに参加しました。インドの夕食は遅く、この日もスケジュール上は19時30分の予定でしたが、実際には20時30分開始でした。
椎名秀一朗
(写真はクリックすると拡大します)